デジタル式盗聴器を発見する方法とは


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Q:

デジタル式盗聴器を発見する方法を教えてください。

A:デジタル式盗聴器を発見するためには、専用の特殊な機材が必要です。

デジタル式盗聴器の発見方法をご紹介する前に、まずは、デジタル式盗聴器の特徴を簡単にご説明します。

盗聴器で多いのはアナログ電波を使用したアナログ盗聴ですが、盗聴器の中には「ステルス盗聴器」といわれる見つけにくい類の盗聴器が存在します。

デジタル盗聴器はこのステルス盗聴器の中のひとつですが、 デジタル電波は特定するのが難しく発見が非常に困難となります。


デジタル盗聴器とは?


デジタル盗聴器は1990年代に開発されたもので、 携帯電話の通話機能を利用した盗聴器です。

着信を自動で応答する自動応答機能をつけたり、マイク感度を あげて収音機能を高めたりなど改良を加えた携帯電話を 盗聴したい場所に仕掛ます。

携帯電話がデジタル電波を使用していたので 「デジタル盗聴器」と呼ばれるようになったのです。

デジタル盗聴器を発見するには?

デジタル電波を発見するには「スペクトラムアナライザ」という機材が必要になります。

スペクトラムアナライザとは

周波数ごとのパワーを測定する 機械です。

横軸(X軸)に周波数、縦軸(Y軸)に電力または電圧が 表示されデシベル(dB)で表わされる電気計測器で「スペアナ」 とも呼ばれています。


1. スペアナの波形をみてデジタル電波が流れているかを確認

デジタル盗聴器によく使用されている 「800MHz帯」「1.8GHz帯」「2.1GHz帯」に注目して波形を確認します。

2. デジタル電波が確認出来たらデジタル盗聴器発見器を用いて盗聴器の場所を特定

デジタル電波は暗号化されているのでアナログ盗聴のように 音声を聞くことが出来ません。

デジタル電波を見つけたら、物体が放つ赤外線を分析・表示する 「サーモグラフィー」や通信機器等の半導体を探知・検出する 「NLJD」などを使用して捜索します。


無線で使われている周波数にはそれぞれに決められた 周波数帯が割り当てられていて、日本で無線を使用する場合は 総務省の許可が必要になります。

総務省のサイトにも紹介されていますが、携帯電話の大手3社 「KDDI」「NTT DOCOMO」「ソフトバンク」は総務省から 「800MHz帯」「1.8GHz帯」「2.1GHz帯」付近の周波数を 割り当てられています。

つまり、携帯電話を使用したデジタル盗聴器を見つけようと思った場合は、「800MHz帯」「1.8GHz帯」「2.1GHz帯」に注目して 探索を行っていきます。

基本的に同じ周波数は使用できないため、FMラジオ、 タクシー無線、アマチュア無線、テレビ放送、2.4GHz帯で 使用されているWi-FiやBluetoothなど、それぞれ違う周波数が 総務省から割り当てられています。

デジタル盗聴器と他の電波を区別するためには、どの周波数帯に 何が使用されているかをすべて把握しておく必要があります。

スペアナ自体も一般の方が購入するには高価な機材で、発見するにも訓練が必要というのがデジタル盗聴器を発見する難しさと言えるのではないでしょうか。

盗聴器発見に関する質問

Q:盗聴器の種類はどんなものがありますか?

Q:盗聴器を見つけるのに、一番効果の高い盗聴器発見器はどれですか?


Q:ラジオを使って盗聴器を発見することはできますか?


Q:盗聴できる距離の限界はどこまでですか?


Q:盗聴器が仕掛けられたコンセントの見分け方はありますか?


Q:盗聴器発見器が、間違って反応するものはありますか?



Q:電話が盗聴されている時の特徴と、確認方法を教えてください。

電話: 0120-994-158

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