盗聴器を見つけるのに、一番効果の高い盗聴器発見器はどれですか?
盗聴器発見器は、インターネットでも比較的安い価格で販売されており、さまざまな種類があります。
そのため、誰でも気軽に入手できるものがたくさんあります。
しかし、一般的に手に入れることができる盗聴器発見器では、すべての盗聴器を発見することはできません。
盗聴器と一口に言っても、 2Ghz帯の盗聴器、デジタル式やリモコン式、ステルス盗聴器、など、さまざまな種類があります。
そして盗聴器発見器は、探知する事のできる周波数範囲や盗聴器の種類がそれぞれ異なります。
例えば、A発見器ではアナログ式タイプの盗聴器を探知することができるけれど、デジタル式タイプの盗聴器を探知するにはB発見器が必要。 という具合なのです。
自宅や職場などに、どのタイプの盗聴器が仕掛けられているかなど分かりませんよね?
そのため、盗聴被害の心配を完全に払拭するためには、すべてのタイプの盗聴器発見器を用意しなければいけない、ということになります。
これは現実的な対策とは言えないでしょう。
しかし、発見器の中には、一台で多くのタイプの盗聴器を探知できる発見器もあります。
それが、スペクトラムアナライザーとAR6000です。
スペクトラムアナライザーとAR6000を単品で使うわけではなく、AR6000をスペクトラムアナライザーと接続する事によって、より広域な周波数に対応できます。
スペクトラムアナライザーにアンテナを直繋ぎして調査をする方法では、周波数の受信領域が狭くなり、かなり精度が落ちてしまいます。ですので、スペクトラムアナライザーの対応周波数が高ければ高いほど良いというわけではありません。
スペアナに接続する受信機の対応周波数が低い場合は、いくらスペアナの周波数の上限が高くても、接続する受信機の上限周波数が低ければ効果は発揮されないのです。
スペクトラムアナライザーとAR6000を組み合わせて使うことで、周波数の高いデジタル式盗聴器や5.8Ghz帯のステルス盗聴器なども発見することができます。
また、探知精度も極めて高く、盗聴器から発信される周波数を正確に捉えることができます。
複数の種類の盗聴器発見器を何個も揃えるより、スペクトラムアナライザーやAR6000を使って調査した方が、効率よく正確に盗聴器を探すことができるのです。
ただ、このスペクトラムアナライザーやAR6000というような、広域対応で高性能な盗聴器発見器は、かなり高額で操作も複雑なため、一般の方が自分で購入して使うには、ハードルが高いでしょう。
スペクトラムアナライザーやAR6000を使った精度の高い調査をご希望ならば、盗聴器の発見調査に精通したプロに任せることをおすすめします。
まずは自分で盗聴器を探してみたいという方は、おすすめの盗聴器発見器をご紹介しているこちらのページをご覧ください。
よくあるその他の質問
Q:盗聴器の種類はどんなものがありますか?
Q:デジタル式盗聴器とアナログ式盗聴器の違いを教えてください。
Q:盗聴できる距離の限界はどこまでですか?
Q:ラジオを使って盗聴器を発見することはできますか?
Q:レンタルできる盗聴器発見器で最新の盗聴器は見つけられますか?
Q:イヤホン型やペン型の盗聴器以外の偽装型の盗聴器を教えてください。