盗聴器は会議室のどんな場所に設置されますか?
会社の会議室に盗聴器が仕掛けられるケースがあります。
会社の重要な会議を行う場所に、盗聴器が仕掛けられていると考えるだけで、不安になると思います。
もしも、盗聴器が会議室に仕掛けられていて、会社の重要な機密が外部に漏れていたとしたら、会社に大きな損害を与える可能性があります。
まずは、盗聴器が会議室のどんな場所に仕掛けられるのか、いくつか候補をご紹介します。
会議室で盗聴器が仕掛けられる場所の候補
会議室で盗聴器が仕掛けられる場所について、詳しい場所は下記の画像をご覧ください。- ホワイトボード
- 時計
- 電卓
- 机の裏側
- 椅子
- ボールペン
- ゴミ箱
- 延長コード
- 三叉コンセント
- 額縁
- エアコン
ご覧いただいたように、物があまり置かれていない会議室でも、これだけの場所が候補に挙げられます。
会議室のちょっとした隙間や人目に触れない場所から、電卓やボールペンといった事務用品に偽装した盗聴器も会議室の盗聴で使われています。
偽装盗聴器は小型の物も多く、その偽装も巧妙で、ひと目見ただけでは盗聴器だとは気づきません。
また、電波を発信しない盗聴器が使われるケースが増えていて、小型のボイスレコーダーを会議室に飾られた観葉植物の植木に仕掛けられていたというケースもあります。
誰が会議室に盗聴器を仕掛けるのか?
会議室は会社のいわば心臓部です。
会社の企業方針や取引先との重要な商談に使う場所ですから、会社とは関係の無い外部の人間が盗聴器を仕掛けられるとは考えられません。
会議室に盗聴器を仕掛ける犯人として、考えられる犯人像は2通りあります。
- 自社の従業員
- 商談などで訪れた他社の人間
自社の従業員が会社の情報を競合他社へ売るためだったり、企業スパイとして会社に潜り込んだスパイが機密情報を盗むために盗聴器を仕掛けるケース。
また、商談などで訪れた他社の人間が、取引で自社を出し抜くために盗聴器を仕掛けるケースが考えられます。
自社の従業員が盗聴しているなんて疑いたくない気持ちはあると思いますが、会議室に盗聴器が仕掛けられていた場合、かなり高い確率で会社内部の人間の犯行です。
では、会議室に盗聴器を仕掛けられないようにするには、どうしたらいいのでしょうか?
盗聴を防ぐ方法として、いくつかの方法を挙げることができます。
- 従業員の持ち物チェックを徹底する。
- 会議室の出入りを認証制にする。
- 特定の人間しか会議室に立ち入れないようにする。
- 会議が終わった後、会議室に忘れ物などが無いかチェックする。
- 会議室内部の様子がわかる監視カメラを設置する。 etc...
このように、盗聴を防ぐ対策を取ることで、盗聴器が仕掛けられる可能性はかなり低くなります。
盗聴器の見つけ方と盗聴器を撤去する際の注意点
会議室に盗聴器を仕掛けれていないか調べる際、慎重に行動する必要があります。
何故なら、先程も述べたように、会議室に盗聴器を仕掛けた犯人は従業員の可能性がかなり高く、企業スパイが会社に潜り込んでいる可能性があるからです。
そのため、会議室で盗聴器発見調査を行う際は、会社の経営陣で情報を共有し、盗聴器発見業者と窓口となる担当者は信頼できる限られた者に任せる必要があります。
限られた人間のみ情報の共有を行い、企業スパイの疑いがある従業員に情報がもれないよう注意して調査を進めてください。
また、盗聴器を撤去する際も注意が必要です。
電波式の盗聴器が使われていたとしたら、常に外部へ電波を発信しています。
その電波が途切れると、盗聴がバレたことが犯人に気付かれます。
会議室に盗聴器が仕掛けれていた場合、一刻も早く撤去したいと思いますが、犯人に逃げられないようにするため、また、犯人を特定するためにも、盗聴器の撤去は会社の役員、会社内部の監査役、必要でしたら警察官立会いの元で盗聴器の撤去を行うべきです。
会議室に盗聴器が仕掛けられていないか心配な方は、当社までご相談ください。
当社は個人だけでなく法人向けの盗聴器発見調査を取り扱っており、これまでにも多数の法人様から盗聴被害のご相談、調査のご依頼を頂いた経験があります。
現在の状況や法人様の事情に配慮した調査を心がけ、盗聴器発見調査を行っております。
盗聴器発見に関する質問
Q:盗聴できる距離の限界はどこまでですか?Q:盗聴器の種類はどんなものがありますか?
Q:盗聴器を見つけるのに、一番効果の高い盗聴器発見器はどれですか?
Q:企業に盗聴器が仕掛けられた場合、どんな犯人がどんな目的で仕掛けますか?
Q:小型盗聴器を目視で見つけることはできますか?
Q:イヤホン型やペン型の盗聴器以外の偽装型の盗聴器を教えてください。
Q:盗聴器はホテルの客室のどこに仕掛けられますか?