どんな目的で車内が盗聴されるのか？
車内盗聴の目的 ①浮気調査のため
車内を盗聴する目的で最も多いのが、浮気調査のため、というものです。
車の中というのはある意味、個室と同じです。
そのため、外で恋人と会う時や、家の中で家族と一緒に過ごしている時よりも、かえってリラックスできるという人も少なくありません。
つまり、車内は浮気をしている人にとってはボロが出やすい空間とも言えます。
車内だと油断して、堂々と浮気相手に電話をかけたり、浮気相手を乗せてラブラブな会話をしたり。 中には、車内でそのまま性行為に及ぶなんて事も。
車内を盗聴していれば、そんな決定的な浮気の証拠や有力な情報を掴むチャンスがたくさんあります。
そのため、浮気調査が目的でパートナーの車の中に盗聴器を仕掛ける人が多いのです。
現在浮気をしている人、過去に浮気の前科がある人、パートナーに疑われている人などは、
車の中に盗聴器が仕掛けられているかもしれません。
車内盗聴の目的 ②社員の監視や企業スパイ
仕事に関する目的で、車内に盗聴器が仕掛けられることもあります。
とくに、会社の車から盗聴器が見つかった場合は、次の2つの可能性が考えられます。
1つ目は、社員を監視するために会社側が盗聴器を仕掛けた、というもの。
外回りの際にさぼっていないかなど、社員の勤務態度を調べるための盗聴がよくあるケースです。
また、会社内でいじめがある場合に、その実態を調べるために会社の車を盗聴するというケースもあります。
さらに、会社内に企業スパイがいないか確かめる目的で、社用車に盗聴器が仕掛けられるという場合も。
2つ目は、会社の機密情報を盗む目的で、企業スパイが盗聴器を仕掛けた、というもの。
競合他社など外部の人間が仕掛けることもあれば、社内に潜んでいた企業スパイが仕掛けるケースもあります。
企業スパイから狙われるような場合は、会社の車だけでなく、社員個人の自家用車が盗聴されるケースもあるので、注意が必要です。
車内盗聴の目的 ③家族を監視するため
浮気調査という目的以外にも、家族などの身内から盗聴されるケースがあります。
たとえば、DVやモラハラの一環で、夫や妻が家の車に盗聴器を仕掛けることも考えられます。 車内を盗聴し、常に相手のことを監視するためです。
車内で誰かに電話していないか、誰とどんな会話をしているのか、
友人などを乗せていないか、どんな交友関係があるのか…。
など、相手の行動や考え、人間関係などを詳細に把握して、相手を自分の支配下に置こうとするのです。
また、異常なまでに過保護な親が、子供の行動や交友関係を心配して、子供の車を盗聴するというケースも。
いずれにしても、家族などの身内であれば普段から車に同乗する機会が多いため、簡単に車内に盗聴器を仕掛けることができてしまいます。
盗聴の被害は誰の身にも起こり得る
車内が盗聴される目的として、最も多いのが浮気調査のため、というものです。
ですが、その他にも様々な理由で、車内が盗聴されるケースがあります。
ここでご紹介したのは、あくまでも代表的なケースです。
実際には、もっと多様な車内の盗聴の被害事例がたくさんあります。
浮気なんかしていないし、会社の機密情報にも関与していないから、自分は盗聴される心配など全く無い。…とは限りません。
盗聴器を入手することも仕掛けることも、その気になれば誰でも簡単にできます。
そんな現代社会だからこそ、誰でも盗聴の被害者になる可能性がある、ということを忘れないでください。
その他の質問
Q：企業に盗聴器が仕掛けられた場合、どんな犯人がどんな目的で仕掛けますか？
Q：レンタルできる盗聴器発見器で最新の盗聴器は見つけられますか？
