盗聴器の名称と特徴について
「盗聴器」と一口に言っても、いろんな種類の盗聴器があります。
盗聴器の種類が違えば、盗聴器を発見するための調査方法や調査に使用する機材の種類も違ってきます。
盗聴器発見業者によっては、一部の種類の盗聴器にしか対応できないという場合もあるため、各業者がどの種類の盗聴器の発見調査を受け付けているのか、事前に確認する必要があります。
そのためにまずは、依頼者様ご自身も、盗聴器にはどんな種類があるのかを知っておきましょう。
・リモコン式盗聴器
電波を発信する盗聴器の電源を遠隔リモコンでON/OFFの切り替えが出来る盗聴器です。
電源がOFFの状態だと、電波を発信しないため、従来の盗聴器発見器では発見が難しく、盗聴器発見のプロの業者でも見落としてしまうことがある盗聴器です。
このリモコン式を発見するためには、電源がONの状態の時に電波を受信するか、当社のようにリモコン式盗聴器を発見する専用の機材が必要です。
・アナログ式盗聴器
盗聴器として最も使われる頻度の高い種類です。
盗聴器の機能や外見を偽装しカスタマイズされたものも多く、価格も安いために利用されています。
・デジタル式盗聴器
デジタル式は、アナログ波ではなくデジタル波を使ったものです。
当社の発見調査では、不審な電波が出ていないかを調べ、盗聴器の有無を確認する方法があります。
・スクランブル盗聴器
周波数がコロコロと変わるため調査が難しい盗聴器のひとつです。
スクランブル盗聴器を発見するには、不審な電波が出ていないか調べ、目視による調査が一般的です。
・コンクリートマイク
直接式盗聴のひとつであるコンクリートマイクは、となりの部屋から壁の振動を拾い、壁越しに会話を聞くことが出来る装置です。
コンクリートマイクによる盗聴の発見は難しいですが、対策の方法はあります。