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Q:

スマホがハッキングされているサインはわかりますか?

スマホがハッキングされていると、スマホにおかしな挙動が現れますのでご紹介します。

スマホがハッキングされている?8つのサインを見逃さない!

スマホの盗聴や乗っ取りについて、気をつけている方でも、サイバー攻撃をされることがあります。

スマートフォンの挙動がおかしいと思ったその時に、ハッキングされた恐れがあると考えてください。

ハッキングされた兆候(サイン)を正しく読み取ることで、早急に対処ができます。

【スマホがおかしい → よくわからないから放置しよう】

ではなく、

スマホがおかしい → なぜおかしいのか調べてみよう

という対応を取ることで、ハッキングの被害が最小限に防ぐことができるでしょう。

では、実際にスマホがどんなサインをだしたら、ハッキングに注意すべきなのか簡単に解説していきます。


スマホに現れる8つのサイン

スマホがハッキングされた恐れのあるサインは以下のようなものです。


スマホの動作(処理速度)が遅い

スマホがハッキングされていると、ぱっと見て分からない裏側で不正な通信を行っていることがあります。

通常行っている操作の他に、バックグラウンドで別のアプリが起動して盗聴行為などをしている状態は、スマートフォンに大きな負荷がかかります。

人間でも、同時にふたつのことをいつもと同じようにするのは大変です。
スマホがいつもよりも、スピーディな操作ができないときはハッキングを疑うサインです。


電池の減りが早い

スマートフォンの電池が最近急激に早くなくなる、というときには注意を払いましょう。
それがハッキングのサインであるかもしれません。

ハッキングによって、常にスマホが動いているために充電が早くなくなっている可能性があるからです。

ただし、使い方によっては電池が経年劣化を起こしている可能性があります。

  • 二年以上スマートフォンをつかっている
  • 充電コードを挿しっぱなしの時間が長い

というときは、経年劣化の可能性もあります。

スマホの使い方を省みても、これに当てはまらないというときや、突然、急に電池の減りが早くなったと感じるときは、ハッキングの恐れがあります。


設定が変わっている

OSを最新のものにバージョンアップしたあとは、多少仕様が変わることがあります。

しかし、OSの更新をしていない、また自分で変更をしていないようなときに、セキュリティソフトが無効になったり削除されているようなときは、スマホがハッキングされているサインかもしれません。
サイバー攻撃を受けている可能性を念頭に入れましょう。

特に何度セキュリティの設定を強めても無効になってしまうときは、ハッキングをはじめとする悪質なウイルスの感染なども疑うことができます。

セキュリティソフトの設定の他、アプリの権限の許可についてなどもチェックしておきましょう。


知らないアプリがインストールされている

「アプリの一覧をみてみたら、みたことのないアプリがある…」

こんなときは、そのアプリを早めにアンインストール(削除)してしまいましょう。
ゲームのアプリなどは、更新のたびにアイコンが変化することもあるので、知らないアプリだと誤認しないように慎重に確認してみてください。

それでも、覚えがないアプリだというときは、ハッキングされ誰かが故意に不正アプリをインストールした可能性が強まります

つまり知らないアプリがある時点で、ハッキングされているサインという可能性があります。迷わずアンインストールしましょう。


また、繰り返し同じアプリがインストールされているときは、サイバー攻撃に詳しい専門家に早めに助けを求めるべきです。


広告ポップアップがたくさんでる

ネットサーフィンをしていたり、無料アプリを使っていると、広告のポップアップが出るときがあります。
どなたでも経験されることですが、この広告ポップアップが多いと少し面倒に感じるでしょう。

スマートフォンがハッキングされると、広告のポップアップが非常に多くなるときがあります。あまりにも多くて、気になるときはハッキングのサインです。
いずれ「この卑猥な広告を今すぐ消したければ○円払え」「あなたのスマホは悪用されているため、使用制限をかけました。

解除したくば個人情報をフォームに入力しろ」というような警告ポップアップの場合は、ランサムウェアに感染していることもあります。
ハッキングも恐ろしいですが、こうしたサイバー被害に遭わないためにも、はやめにサインに気付きましょう。


通信容量がすぐなくなる

契約している通信プランによっては気づきにくいサインですが、今月動画を見ていないのに、もう制限がかかってしまった?」ということがあれば、それはハッキングのサインかもしれません。

スマホがハッキングされていると、バックグラウンドでハッキングの犯人に個人情報を常に送信していたり、メールを勝手に誰かに送っていたり、意図しないURLにアクセスしていることがあるため、通信量が非常に増えることがあるからです。

「おかしい、すぐに“ギガ”がなくなる」というようなことが続くときは、ハッキングされていないか調べる必要があるでしょう。


通信料金が増えている

通信容量だけではなく、通信料金(電話料金)がいきなり高くなった、というときもハッキングのサインである可能性があります。

勝手にインストールされたアプリが実は有料アプリだった、というときもあります。

使用明細をよく確認し、不要な課金があるようなら解約手続きをすぐに行いましょう。

気をつけたいのは、通販などで、携帯電話の料金と併せた決済ができるサービスを利用してしまっていないかどうかです

こうしたサービスを利用しているだけであるなら、取り越し苦労ですので、通販サイトでお買い物をするときには決済方法について慎重に行いましょう。


アプリが勝手に起動する

「スマホを置いておいて、ふと見たらカメラアプリが起動していた」というとき、これはハッキングのサインです。

カメラアプリは盗聴や盗撮ができてしまうので、個人情報を収集している可能性があるからです。

カメラアプリ以外でも、勝手になにかしらのアプリがついていたらハッキングされているかもしれませんので、注意が必要です。

ここでご紹介した挙動以外でも、スマホに妙だと感じる挙動があれば、サイバー犯罪に詳しい専門家に相談してみてください。


ハッキングのサインを見逃さないスマホ習慣

8つのハッキングされているかもしれないサインを見逃さないための、セキュリティに関するスマホ習慣のアドバイスも紹介します。

スマホを毎日使う上で、ハッキングのサインを見逃さないために、以下のような習慣を作りましょう。


OSとアプリのバージョンアップの習慣

OSのバージョンが最新かどうかは定期的にチェックしましょう。
OSはアップデートすることによって脆弱性を補完していきますので、結果的にハッキングを防ぐ効果があります。

また、よく使うアプリも、バージョンアップ・アップデートはこまめに確認しておいた方が良いでしょう。

アプリについては、自動更新をしている方がほとんどでしょう。
しかしアプリを多く入れている人ほど、更新ポップアップが頻繁に出てしまうため、煩わしいと思い、手動で更新するように設定している人もいるかもしれません。

定期的に、バージョンアップはまとめて行いましょう。
毎週月曜日にやるなどと、習慣化してしまうのが良いでしょう。


パスワードの設定の習慣


パスワードをいつも決まったものにしていませんか?
また、スマホの本体に保存させているようなことはありませんか?

どちらの場合も、スマホがハッキングされてしまったら、あらゆるガードががら空きになってしまいます。


実行するのは多少難しく、面倒かもしれませんが、パスワードのルールは

  • 全部違うパスワード
  • 複雑で出来るだけ長いパスワード
  • 定期的に変えるようにする

というようにしましょう。

単純な単語や、誕生日、車のナンバーなどは、絶対に使ってはいけません。

パスワードをしっかり管理することで、もしハッキングの可能性があったとしても、すぐに個人情報の流出や資産の流出などが起きないようにできるでしょう。


Wi-fiのオンオフの習慣

家でオンにしていたWi-fiを、オフにすることなく出かけてしまい、公共のフリーWi-fiに接続してサイバー攻撃を受けてしまう人がいます。

ウイルスの感染や個人情報の流出などを引き起こすこともありますので、Wi-fiのオンオフは外出時にオフにする習慣をつけましょう。ハッキングの予防対策に効果的です。

Androidスマホなどは、待ち受けメニューの画面に目立つようにウィジェットボタンを設置しても良いでしょう。

または忘れないように、外出予定時刻にアラームを設定するというのもよいでしょう。

スマホセキュリティに慣れている方も、Wi-fiのオンオフについては、ついうっかり忘れがちですので、どうぞご留意ください。


焦ったときに深呼吸、の習慣

人間のミスや焦りを引き起こすメッセージ等をきっかけに、スマホのハッキングや盗聴、乗っ取りといった悪意のある攻撃が起こることがあります。

どんな冷静沈着な人間でも、突然スマホが警報を鳴らし、「スマホがウイルスに感染しています!」というポップアップを出し続けたら、かなりびっくりしてしまうでしょう。

そのさなかに「ウイルスが悪さをする前に、ココからウイルス対策ソフトをインストールしてください!」などと誘導されてしまえば、言いなりになってしまう人もいるはずです。

このケースですと、ポップアップはフェイクで、インストールしたソフトに、ウイルスやマルウェアが混入されていたということが多いようです。

このように、サイバー犯罪者は、オレオレ詐欺のように被害者の心理を巧みに操ろうとしてきます。

焦りや心配、恐ろしさといった感情は、普段なら絶対にしないはずの決断をしてしまうことがあります。びっくりしたら深呼吸、焦ったら深呼吸、そんな習慣をつけましょう。

スマホのハッキングを防ぐだけでなく、あらゆる犯罪からも身を守ることができる習慣になるかもしれません。


専門家に助けを求める習慣

ハッキングを恐れるあまり、スマートフォンに触りたくない!
という極端な方もいるかもしれません。

しかし、スマホは便利なものです。現代社会を生きる中、上手に利用していきましょう。
そこで、定期的にプロにスマホの中身をチェックしてもらったり、セキュリティのアドバイスを求めてみてはいかがでしょうか?

ひとりで悩まないだけで、格段に気持ちが軽くなります。

スマホの盗聴、ウイルスの感染などを発見し、除去してくれるサイバー犯罪の専門家は、これから当たり前のように身近なものになります。

実力のあるセキュリティのプロに、助けをすぐに求める習慣をつけてみましょう。


スマホ盗聴にまつわるその他の質問

Wi-Fiがハッキングされると、スマホが盗聴されるのですか?


iPhoneがハッキングされると具体的にどんな症状が起きますか?


スマホにウイルスが感染したら、どうなりますか?


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