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盗聴器を仕掛ける目的と犯人像
もしかしたら、家のどこかに盗聴器が仕掛けられているかも…。
そう不安を感じて、弊社へ相談に来られる方はたくさんいらっしゃいます。
また、盗聴されないようにするために予防策を講じたい、という相談をしに来られる方もいらっしゃいます。
盗聴対策のためには、まず、盗聴犯がどんな目的があって盗聴をするのか、盗聴器を仕掛けた犯人にはどんな人間がいるのかを知ることが重要です。
盗聴の目的や盗聴器を仕掛けた相手によって、その後に取るべき対策が異なるからです。
万が一の事態にそなえ、盗聴の目的と盗聴犯の犯人像に、どんなものがあるのかを知っておきましょう。
盗聴の目的
盗聴器を仕掛ける目的には、次のようなものが考えられます。
- 嫌がらせをするため
- 空き巣に入るため
- あなたに危害を加えるため
- ストーカー行為、付きまといのため
- あなたを恐喝するため
- 興味本位や好奇心
- 個人情報、機密情報を盗むため
- 浮気やDVなどの証拠集めのため など
ちょっとした些細な悪意や出来心から、嫌がらせ目的や興味本位で盗聴器を仕掛ける、というのは、実はよくあるケースです。
中には、盗聴を趣味感覚で楽しんでおり、盗聴することに罪悪感を感じていないという場合もあります。
また、盗聴器を仕掛けることで、あなたの生活パターンを把握し、空き巣に入ったり、ストーキングをしようと考えている盗聴犯もいます。
さらには、盗聴した内容を盾にしてあなたに金銭を要求しようとしているケースもあれば、あなたの仕事に関する機密情報を狙っているケースもあります。
このような目的で盗聴されていた場合、放っておくと思いもよらぬ事件に巻き込まれてしまう危険もあります。
盗聴犯の人物像
この盗聴器を仕掛ける人物には、次の人物像が予想されます。
- トラブルになっている相手
- 家族、親族や両親
- ごく親しい友人
- 恋人や夫婦
- ストーカー
- 近所の人
- 空き巣犯
- 盗聴マニア など
盗聴マニアや空き巣犯、ストーカーなどが盗聴器を仕掛けることは、想像しやすいかと思います。
また、人間関係などで何らかのトラブルを抱えている場合は、その相手があなたの弱みを握ろうとして、盗聴を行うということもあり得るでしょう。
家族や友人、恋人や夫婦などが盗聴犯だという可能性は、できれば信じたくないかもしれませんね。
しかし、このように非常に身近な人物が盗聴器を仕掛けていたというケースは、決して少なくないのです。
特に、浮気やDV、虐待などの家庭問題を抱えている場合や、恋愛に関するトラブルを抱えている場合は、家族や友人・恋人などの親しい人が盗聴器を仕掛けていることもあるのです。
盗聴器を仕掛けた人間が、空き巣やストーカーなど、あなたに危害を加えることを目的としている人間だった場合は、盗聴の予防とプラスして、防犯対策を見直すことをお勧めします。
場合によっては、警察に相談することも必要です。
しかし、盗聴器を仕掛けた人間が、あなたの身近な人間だったとき、どういった対応を取るかよく考える必要があります。
すぐにでも盗聴を止めさせたいところですが、相手との話し合いが上手くいかないケースも多いです。
また、むやみに相手を追求すると、かえって問題がこじれる可能性もあります。
相手と一対一で話をするのが不安という方は、弁護士など、相手とあなたの間に入ってくれる第三者を頼ることも大切です。
盗聴を仕掛ける目的、そして仕掛ける人間は誰かによって、盗聴の防止対策は違ってきます。
これから盗聴対策を考えている方は、どの様な目的で、どのような人物が盗聴器を仕掛ける恐れがあるか、よく考えてから対策を講じる必要があります。